サバイバル教師日記

教師3年目 日々の挑戦を書きます。

部活

原因

news.yahoo.co.jp 一発勝負のトーナメント形式の大会が、ブラック部活の一つの原因であると自分も思う。 中学生や高校生は部活に所属している以上、トーナメント形式の大会の出場はほとんど絶対的である。 大会に多様性はなく、切り捨てられてしまう存在は少…

一体、高校野球ってなんだろう。

自分の地元である静岡県の高校野球において、議論が飛び交っています。 news.yahoo.co.jp 甲子園出場は、どの高校も目標としていると言っても過言ではありません。静岡県は春の選抜に出場するためには東海大会で勝ち進む必要があります。21世紀枠で甲子園に…

やりたい人がやればいい?

部活動はやりたくない人はやらない、やりたい人はやればいい。これは、部活動改革が目指す一つのゴールだと思います。 こうなれば一件落着だと思ってしまいますが、ちょっと落とし穴があるのではないかなと思います。 部活動の顧問をするせいで自分の家族を…

感動

大学で始めたアイスホッケー。最後の大会が終わりました。 自分たちは、新チームが始まった時、チームとしての理念、モットーを考えました。大会で勝つことだけを目標にしないで、チームとしてどうあるべきかをみんなで考えました。 「全員ホッケー」これが…

部活動改革のスピードを速くしていく

部活動を地域に移行させることが教師や子どもたちにどんなメリットがあるのかを研究しています。今、その論文の最初に書かなければならない問題の所在を書いています。 部活動は問題の所在だらけです。だからどの問題を選ぶのか難しいぐらいです。 先行研究…

高校野球の全校応援の不思議

高校野球は全校応援があったりしますけど、あれって今思うと変なことですよね。 野球部だけ特別扱いを受けて、野球部以外の生徒は強制的に応援練習をさせられて、強制的に夏の甲子園予選の応援にめちゃくちゃ暑い中先生も生徒も行かされます。応援練習はない…

学校にかかってる垂れ幕の不思議

学校にかかってる垂れ幕は誰しも見たことがあると思います。 でも今考えるとあれって不思議なんですよね。 垂れ幕にかかってることは、「部活」のことしか書かれていません。 教育課程外である部活を学校は前面に売りだしています。しかもどの学校も。 まず…

『「ハッピーな部活」のつくり方』を読んで

『「ハッピーな部活」のつくり方 中澤篤史・内田良』 を読まさせていただきました。 この本はぜひ全国の学校の学級文庫に置いて欲しいなと思います。 自分がしたい運動や文化活動を思う存分楽しめるのが,本来の部活のあり方.しかし実際には長時間練習,勝…

部活から社会を変えよう

自分は学校部活動から地域部活動への移行の研究をしています。つまり学校で部活はやめようということを言いたいわけです。 でも部活をやめようと言っているわけではありません。”学校の範囲内だけで”部活をしていくのはやめようということです。そして従来の…

みんなで運動をしたい

最近は毎日大体やることが同じなのでリズムが整って体の調子もいい気がします。 朝早く起きて夜早く寝る大学生らしくない(笑)生活をしています。アイスホッケーがあるシーズンは夜型の生活になってしまうのですが、今年は色々な理由でシーズンに入るのが11…

『ドイツの学校にはなぜ「部活」がないのか』を読んで

高松平蔵さんの『ドイツの学校にはなぜ「部活」がないのか』を読みました。 読んだ感想として、率直に日本の部活もこうなればいいなと思いました。 ドイツの学校は今は違うところも多くなっているそうですが、基本的に半日制だそうです。そしてドイツでは学…

学校を変える→部活が変わる

最近は研究で部活動について現職の先生方にインタビューさせていただいたものを文字起こししているのですが、そこで気付いたことが、部活を根本的に変えるためには、学校そのものを変えていく必要があるということです。 学校が背負っている多くのものをなく…

スポーツ・部活の未来

これからの社会におけるスポーツ・部活の未来はどうなるのでしょうか。今オリンピックが日本・世界中を熱狂させています。この熱狂はこれからの脱工業化社会でもずっと続いていくものなのでしょうか。 若い人はテレビを観なくなっています。YouTubeなどで自…

甲子園がなかったら今の大谷翔平は生まれなかったのか

今、メジャーでもメディアでも日本の大谷翔平選手が大活躍しています。野球の技術だけでなく人間性も評価されている大谷翔平選手はまさにみんなの憧れです。昨日もテレビで大谷翔平選手の特集をやっていました。 大谷翔平選手についてこんな記事を見つけまし…

補欠の是非について

補欠時代を過ごしてきた青春 僕は小中高ずっと野球をやってきましたが、試合に出れないときの方が多かったです。 高校のときは同級生が23人いました。地元では野球が強く有名な高校でした。近隣の市から中学時代活躍していた粒ぞろいのメンバーが揃ってい…

部活動の本当のあるべき姿

自分は部活動の地域委託について研究しています。テーマ自体はまだ決まっていなくてあやふやなのですが、インタビューをしながら模索中です。 先日、自分の地元でもある静岡県掛川市の地域部活動Paletteさんにお邪魔してきました。PaletteさんはNPO法人日本…

自分達でやる楽しさ

アイスホッケーのシーズンが終了しました。これから10月ぐらいまでは陸上トレーニングがメインの練習になってきます。 陸上トレーニングはアイスホッケーをやるうえでの基礎となるハンドリングやシュート連の強化、筋力アップ、サッカーをして周りを見て動く…

部活運営を『学び合い』で

私は大学の部活で部長を務めています。競技はアイスホッケーです。部活は『学び合い』の考え方に基づいて運営しています。 『学び合い』の考え方は学級だけで使えるものではなく企業や非営利団体、そして日本人が多く経験している部活の経営にとても役立つと…

いじめなんて起きない

自分が今所属している組織では絶対にいじめは起きないなと思っています。理由として、自分だけでは成り立たない、他の人がいてくれるからこそ自分が楽しめるということが挙げられます。 大学の部活は後輩が入ってくれないと自分がしたいスポーツがそもそもで…

競争と協同

大学に入ってアイスホッケーを初め、同年代の仲間とケンカしたことがあります。ケンカの理由は、自分が自分さえよければいいと思っていたからです。 高校時代、小中高野球をやってきて完璧な競争社会でずっと生きてきました。その競争の意識が大学生になって…